「会社に不満がある」「転職したい」「新しいことにチャレンジしたい」
現状に不満を抱えて、求人を探している求職者をこの記事の読者としておすすめしています。
あなたの転職活動の背中を押すために、たかのてるこ氏(地球の広報・旅人・エッセイスト)の名言を揃えました。
たかのてるこ氏のプロフィール
たかの てるこ(1971年2月8日 – )さんは、日本のエッセイスト、テレビプロデューサー。
本名は高野 照子(たかの てるこ)。大阪府茨木市出身。日本大学藝術学部放送学科卒業。
日本大学芸術学部卒業後、東映(株)に入社。
2000年出版の『ガンジス河でバタフライ』がベストセラーに。
2011年に東映を退社。
これまで世界六十数カ国を旅し、「地球の広報」として幅広く活躍中。
著書に『ジプシーにようこそ! 旅バカOL、会社卒業を決めた旅』など。
たかのてるこ氏の名言集
旅は生きる実感をくれる。
幼い頃から旅人に憧れていた。
『桃太郎』『一寸法師』『ガリバー旅行記』など、どの物語も主人公は一人旅で出会いと別れを経験し、成長して帰ってくる。私も一人旅をしたら、小心者の自分を変えられるんじゃないかと思ったんです。
どの国も個性豊かで、地球はテーマパークの集合体なんだと感動。最初は分からなかった電車の乗り方も屋台での注文もだんだんできるようになり、それがうれしくて。生きている実感を得たんです。
これが好き!と言える「旅」というライフワークが見つかったことが大きな自信となった。
好きな仕事を見つけたことがモチベーションとなり、日々の激務を前向きに乗り越えられるようになりました。
恐怖心を捨て去ろう。
いつか旅人として独立できたらいいなとは思いつつも、会社を辞めるなんて恐ろしすぎて絶対無理と思っていました。
旅人で食べていけるわけがないと思っていたし、何より会社員という安定、ステータスを失いたくなかった。だから仕事が忙しくて数年に1度しか旅に出られない状況に悶々としながらも、会社を辞めずに旅のエッセー本を書くという、二足のわらじ生活を続けた。
会社を退職しようと決意をしたのは、2011年3月、東日本大震災がきっかけだった。いつどうなるか分からないという無常を痛感したから。
旅で出会ったロマの人々の影響も大きい。彼らは過去や未来を心配せず、今に全力投球して生きている。私もこんな風に生きたいと心底思いました。結局、自らが自分を縛っていた。そこには、会社を辞めたら何もない人間になってしまうのではないかという恐怖心があったんです。
本当に怖いことは何なのか。本気で考えた末「自分らしく生きられないまま死ぬことではないか」と気づき「旅人として生きよう」と覚悟した。それは内なる恐怖心を克服した瞬間でもあった。
この世の仕事ってすべてサービス業だと思うんです。自分の特長や特技を使って人にどんなサービスがしたいかを考えれば、おのずと天職にたどり着くんじゃないかと。今の私の肩書は『地球の広報』。世界を旅し、出会った人や国の魅力、地球の豊かさを人に伝えることだと思っています。
旅は自分を映し出す鏡。出会いによって自分を見つめることができ「自分らしさ」は他者との出会いを通じて発見できる。だからこそ多くの人に、一人旅を勧めたい。
本当にやりたいことが、人の喜びにもつながることなら、お金は後からついてくるんだなあと。
いかがでしたでしょうか?
本来、転職活動は「未来への希望」なので、ワクワクするもののはずです。
これら名言があなたの中途採用に力を与えることを願っています。
書籍紹介
名言だけでなく、思想や考え方などをより深く知りたい方は下記書籍をご参考ください。
コメント