「会社に不満がある」「転職したい」「新しいことに挑戦したい」など
現状に不満を抱えて、求人を探している求職者をこの記事の読者としておすすめしています。
あなたの転職活動の背中を押すために、姜尚中氏(政治学者)の名言を揃えました。
姜尚中氏のプロフィール
姜 尚中(カン サンジュン、朝鮮語: 강 상중、英語: Kang Sang-jung, 1950年(昭和25年)8月12日 – )は、日本の政治学者。
熊本県熊本市出身。専門は政治学・政治思想史。
特にアジア地域主義論・日本の帝国主義を対象としたポストコロニアル理論研究。
在日韓国人二世。通名は永野 鉄男(ながの てつお)。
姜尚中の日本式の音読みは「キョウ ショウチュウ」。
姜尚中氏の転職成功におすすめ名言集
このまま進んでもいいことはない。みんな、そう感じ始めている。
自由でグローバルな市場経済が、豊かさと利便性をもたらしたように思えますが、実際はどうでしょうか。常に変化を求められ、余裕なく急き立てられているのが現状ではないでしょうか。
格差社会が浮き彫りになり、以前とは全く違うステージになっているのに、制度や仕組み、ものの見方など、すべてが高度成長期のまま変わっていない。国も社会も、過去の栄光から抜け出せないでいます。
自信が持てないゆえの「これでいいんじゃない」という惰性が蔓延している。このまま進んでもいいことはないのではないか。みんなが、そう感じ始めているのです。
何の仕事をしたらいいか、悩んでいる人も多いと思う。私は、人に迷惑をかけずに合法的なものであれば、何だっていいと思います。それこそ、ボランティアのようなものから始めたっていい。
悩むことを知らないのは、最大の不幸。
今、必要なのは内省的になること。つまり、悩む力を持つことです。現代のような成果主義、前進主義の世の中では、悩みは否定的にとらえられてしまう。解答を急ぐ時代だからです。
何をどうしていいのかわからなくなっている。だから、悩むことは重要なんです。もしかしたら、答えは出ないかもしれない。でも、悩みの海を泳いでいく力をつけなければ、生きていくための内発的な力は出てこないのです。
自我とは「私とは何か」を自分自身に問う意識で「自己意識」と言ってもいい。自我は自己チューとは違います。自己チューは、自分の内側だけで自己完結するもので、他人を必要としない。
他者との間に壁を作り、自分の中に籠城すれば自我が確立されると思っている人が多いようですが、それは違います。他者と交わらなければ、自分は見えてこないんです。
他人と関わらなければ、他人も見えてこない。それは妻であれ、友達であれ、上司であれ、同じです。他人と関わることは、最大の不幸であり、最大の幸せなのです。
若い人には大いに悩んで欲しい。悩むこと、そのものに意味があるのです。答えの出ない悩みと向き合うことで、思考力や生きる力が生まれてくるのですから。
自信を持ちたければ、他人に自分を投げ出すしかない。
他人と交わることで、いいことがあります。それは、自信がつくことです。
自信を持ちたいという人はたくさんいると思いますが、それは本当に難しいことです。だけど、これだけは言えます。それは「他人を信じられないと、自分を信じることはできない」ということです。
マニュアルなんかありません。やってみるしかないのです。
ある哲学者が「他人を信じるということは、自分を投げ出すこと」だといっていましたが、その通りだと思います。他人から投げ出してくれるのを待っていてはダメです。勇気を持って、自分から投げ出していかないと。
あなたには、自らを投げ出せる人がどれだけいますか。これまで、人を信じず、厭世的に過ごしてきた人もいるかもしれない。でも、これからだって遅くはない。いくつになっても新しく関係を作ることは可能なんですから。まじめに悩み、まじめに他人と向き合う。そこに突破口があるんですよ。
いかがでしたでしょうか?
本来、転職活動は「未来への希望」なので、ワクワクするもののはずです。
これら名言があなたの中途採用に力を与えることを願っています。
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