「仕事を辞めたい」「転職したい」「会社に行きたくない」など、
現状に不満を抱えて、求人を探している求職者の方をこの記事の読者としておすすめします。
あなたの転職活動の背中を押すために、リバースプロジェクト代表・伊勢谷友介さんの名言をご紹介します。
プロフィール
伊勢谷 友介(いせや ゆうすけ、1976年5月29日 – )さんは、日本の俳優、映画監督、美術家、実業家。
衣食住をはじめとし、水・エネルギー・教育・メディアといった分野での社会活動を行う「リバースプロジェクト」に所属・同代表。
「Loohcs」発起人。
名言集
自分は何のために生きるのか、それを突き詰めて考えた。
僕は「人として、どう生きたいのか」と考え続けました。うまく答えが出なかったので、「いい人になりたいのか? 悪い人になりたいのか?」と考えてみました。
多くの人が「いい人になりたい」と答えますよね。じゃあ、「いい人って、何をすればいい人なんだろう?」と、もっと掘り下げて考えていった。そしたら「働くという行動が、ともなっていることが大事なんじゃないか」と思うようになりました。
「今、私たちは何をしなくちゃならなくて、僕には何ができるのか」と、もっと深く考えていった。
僕たちがまずしなくてはならないこと、それは「現実を直視すること」です。
僕はみんなに「個人の目線だけでなく、宇宙人の目線でもきちんと見られるようになって欲しい」と思っています。“宇宙人の目線”というのは、地球を俯瞰から見てみるということです。
自分の苦しみだけを考えていると、それに対する解決策は、ものすごく短期的なものになってしまいます。でも、俯瞰から見たら、全然違う目標が生まれてくるはずです。
「人類は、滅亡に向かっていると気付きながら、直視しない生物である」という風に見えてくる。それを食い止めるためには、一人一人が「何ができるか」と考えながら行動することが重要だと思います。
そもそも働くという言葉には“傍(はた)を楽にする”という意味があります。
お金を稼ぐことが悪いと言っているわけではなく、社会のためになることをしていった結果、その活動がお金になっていくというシステムを作りたい。
何から始めたらいいのかわからない人は、できることから始めるといいと思います。僕たちは「人類が生き残っていくために、変革を起こしたい」という大きい目的を持って活動していますが、やっぱり一歩目は、自分たちに“できること”から始めているんです。
どういう働き方をするにしても、「自分は何がやりたいのか?」、まずはその目的をはっきりさせることが重要なのではないかと。目的がはっきりしていれば、「どの会社に就職するべきなのか」も自然にわかってくると思います。
社会に出て最初のころなら、目的がないまま「当たって砕けろ」という思いでとりあえず何かやってみるというやり方もあるとは思うのですが、でも、20代後半になったら、やっぱり自分が生きる目的というのを決めた方がいい。その方が自分の能力を高く活かせますから。
目的は、自分自身を見つめるだけではなくて、社会全体を見つめることによって、発見していくといいと思います。
社会を俯瞰から見て、そこから「自分はこういうことだったら、できるかも」と考えていく。そうしたら、自ずと自分の力を最大限発揮できる場所も分かってくる。そうして活動を続けていれば、今度は社会のほうからその人の力を頼ってくれるんです。それが仕事のやりがいや、もっといえば生きがいにつながっていくのだと思います。
僕の目指す“究極のいい人”は「自分たちの子孫が生きられる状態をずっと維持させられる人」だと思っています。それが働く意味だと。
今、生きている人しか、未来に対して責任を持てません。逆に言うと、生きている人は、その責任をすべからく持っていると思います。じゃあ、そのために、その限られた命をどう使っていくかと考えていく。僕はそういう考えでここまで来ました。
人のために生きることは犠牲ではないと、僕は思っています。人のために生きることは、結局、自分の助けになることなんです。
人を助けること以外に働く目的を持つと、途中で目的を見失ってしまう人が多いですよね。人を助けることを働く目的にする。それが仕事の醍醐味だと思います。つまり、人を助けているようで、自分が助けられているっていうことなんですよ。
いかがでしたでしょうか?
本来、転職活動は「未来への希望」なので、ワクワクするもののはずです。
これら名言があなたの中途採用に力を与えることを願っています。
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