就活や転職成功におすすめ・古市憲寿氏(社会学者／作家)の名言集

居場所を複数持てば動ける自由度が増す。

社会学者になろうと思ったわけではない。そもそも将来の夢などなかった。

基本的には受け身で、勧められたことをやってきているだけ。

職業を一つに絞りたくない。収入源が一つというのは非常にリスキーで、それがダメになった時が怖いので。

できるだけ自分の居場所をたくさん持つようにしています。複数の場所に身を置くことで、むしろ自由に好きなことができると思うんです。

「努力」より「好き」でできることを仕事に。

基本的にはラクなことを選んでいる。『好き』な気持ちで取り組めることだけを仕事にしているので、どれも楽しんでやっています。

努力したら負けだ。

例えば本当はそれが苦痛なのに努力で絵がうまくなった人と、好きで好きで自然に絵を描いてしまう人だったら、後者の方が絵描きとして長続きすると思うんです。

なるべく自分が努力と感じずにできること、何時間でも無我夢中で没頭できることを仕事にするようにしています。そのほうがストレスもないし、より良いものを生産したり創作できたりすると思うんです。

好きでできることを仕事にするためには専門性を持つことが大事だ。

やりたいことが特に何もなくても、得意なことが一つでもあれば、それを生きる糧にすればいいんです。その才能は誰にも奪えないものだし、それがあると思うだけで気分的にもラクになれます。

僕の場合は分かりやすい文章を書くことが得意。逆に社会学は、この先何歳まで気づきを得ていけるかあいまいなので、自分の武器だとはあまり思っていません。

実は小さなころから「愛されキャラ」で、周りが放っておかない存在だった。

自己紹介ができる自分を持つこと。初対面の相手でも、自分は何者かをちゃんと伝えられれば、相手との距離はグッと縮まるはずです。