「仕事を辞めたい」「転職したい」「会社に行きたくない」など、
現状に不満を抱えて、求人を探している求職者の方をこの記事の読者としておすすめします。
あなたの転職活動の背中を押すために、経済評論家・藤巻健史さんの名言をご紹介します。
プロフィール
藤巻 健史(ふじまき たけし、1950年6月3日 – )さんは、日本の債券・為替・株式トレーダー、経済評論家、政治家。
株式会社フジマキ・ジャパン代表取締役、東洋学園大学理事。
緊縮財政派。
モルガン銀行(現JPモルガン・チェース銀行)東京支店長兼日本代表、ジョージ・ソロスのアドバイザー、一橋大学経済学部非常勤講師、早稲田大学大学院非常勤講師などを務めた。
学位はMBA。
名言集
若い人たちに言いたいのは、そのときまでに生き残るための準備をしておかなくてはならない、ということです。
厳しい競争社会を生き残るために、何をしたらいいか。まず一つめは、「外から客観的に日本を見る」ことです。
「日本の常識は、世界の常識ではない」
「日本の常識は、世界の常識ではない」
日本人の見方だけじゃなくて、外国人の見方も知ることが大切なんです。「日本の常識は世界の常識じゃない」、つまり「自分の常識は違っているかもしれない」という意識を常に持って、多角的に分析していかなきゃならないということなんですよ。
生き残るためにもうひとつ大切なのは、「その道のプロになる」ということです。日本の企業は、まだまだジェネラリスト、つまり何でもできる人を重視する傾向がありますよね。
若い人は、プロになることを考えて人生設計すべきだし、自分の専門分野を一生懸命勉強してスキルを磨いていかなければならないのです。
20代は特に、どんな仕事をしていったらいいか迷うかもしれませんが、最初はジャンルを広げ過ぎず、1つの分野を追及していった方がいい。
道は狭い方がいいんです。その道でがむしゃらに働くことによって、深く、深く掘り下げていく。とにかく深く、深く、です。広く深くできたら一番いいけれど、それは不可能だから、「広い」より「深く」を考える。そうすれば、なんらかのプロになれると思います。
向き不向きは考えなくても大丈夫です。
専門を深く掘り下げていくと、いいことがあります。それは、優先順位をつけられるようになることです。何が緊急で何が緊急じゃないのか、重要度がわかるようになります。これは仕事でも情報収集でもそうだし、勉強の仕方でもそう。限られた時間を有効に使えるようになってきます。そうするとだんだん、好きなことをする時間もできるようになります。そうなったら、いろんなことに挑戦してみるといい。
いかがでしたでしょうか?
本来、転職活動は「未来への希望」なので、ワクワクするもののはずです。
これら名言があなたの中途採用に力を与えることを願っています。
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