「会社に不満がある」「転職したい」「新しいことにチャレンジしたい」けど、行動できない。
そのような不安や悩みを抱えるサラリーマンをこの記事の読者としています。
あなたの転職活動の背中を押すために、経営コンサルタント・大前研一さんの名言を揃えました。
私も会社を辞める前に、この名言で勇気をもらいました。
大前研一さんプロフィール
大前 研一(おおまえ けんいち)さんは、日本の経営コンサルタント、起業家。
マサチューセッツ工科大学博士。マッキンゼー日本支社長を経て、カリフォルニア大学ロサンゼルス校公共政策大学院教授やスタンフォード大学経営大学院客員教授を歴任。
「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。
大前研一さん名言集
これからの時代は、金融商品の勉強次第で、人生に雲泥の差がつくということを肝に銘じておくべきだろう。
会社の色に染まってしまえば、遠からずリストラの道が待っている。
子どもにではなく、まず自分に投資する。自分がいい人生を生きている親だったら子どもにいい影響を与えるもの。
会社というのは「忙しい、忙しい」で40年経ってしまう不思議なところである。会社のいう通りにやっていると、なぜか毎日忙しい。
20代でそういう流れに身をまかせる人生を設計した人は、40歳ぐらいになった時点で会社の方からお払い箱にされるだろう。
何も特徴がないからだ。
己の先見や構想を信じながら、その一方で絶えず疑う、そんな高次元の姿勢が要求される。
35歳以降は、自分で目標を掲げ、目線を上げて、更に高い次元に向かって努力するという事を、意識的かつ強制的にやらないかぎり知的進歩がない。
現代を生きるわれわれに必要なのは、「答えの見つけ方」を学ぶことであって、答えそのものを学ぶ必然性は希薄になってきている。
ダメな人間というのは、それを出来ない理由をこじつける。
例えば「社長は先見性がない」「部長は無能だ」とか、上司の批判ばかりしているサラリーマンがいる。
だが、私の発想は違う。
自分が社長だったら、部長の立場だったらどうするかを考える。
ダメな人間をダメと言ったところで何の進歩もない。
世の事象の大半には答えがない。
だから、その場その場で勇気を振り絞って考えるしか道はない。
「この世界でこの問題に答えを出せるのは自分自身しかいない」。
このようなメンタリティになれるかどうかが、自分の創造性を発揮し、プロフェッショナルとなるための最も重要な条件だ。
日本人は「どこか自分の外側に答がある」と勘違いしている。そのため、何か困ったことに突き当たると、最初から「この問題の答はどこにあるのか、何なのか」と考えてしまう。自分が「解決すべき問題はそもそも何か」を考えずに、目先の問題への答えばかりを見つけようとする。
多くの人が答えのみを求める生活をしている。だからこそ、自分で考える癖を付けて、最善解にたどり着く執念と勇気を持つ人間が強くなるんだ。
「みんなと同じでいい」という態度をやめた途端、脳はフル活動を強いられる。これは大変苦しいが、頑張って1週間、1か月、1年と続けていると、自分の頭で考える癖がつき、思考力も高まる。
何が正しいのか分からないという状態に平然と耐え、チャレンジした先にこそ答えがある。自分だけではなく、誰も答えが分からない物事に対して、自分で仮説を立てて立証していく「勇気」と「しつこさ」を持つ…。これが21世紀を勝ち残る上で、個人にも集団にも最も必要な能力だ。
答えを「みつける」能力ではなく、答えを「考える」能力を磨く必要がある。
何を知っているかではなく、知らないことを頼まれたときに、どういう思考回路をとるのかが本当に重要なことなのだ。
われわれビジネスマンは、一人一人が「個人」として戦わなければいけないのである。組織ではなく、個人で勝負しなければならない時代なのだ。
人間が変わる方法は3つしかない。 1番目は時間配分を変える。 2番目は住む場所を変える。 3番目はつきあう人を変える。 この3つの要素でしか人間は変わらない。 最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。
人の2倍考える人間は10倍の収入を得ることができる。3倍考えれば100倍の差がつく。 もし10倍考えることができれば、その人は時価総額1兆円企業の創業者になれる。
学校での成績のよかった人が意外にも社会に出て落ちこぼれるケースが多いのは、 「自分は人より少しはましだぞ」という思い上がりから、 毎日の努力を怠ってしまうからです。
何か始めてそれがうまくいかなかったら、またやりなおせばいい。
自分に対する責任、家族に対する責任、社会に対する責任、日本人として日本という国に対する責任──この四つの責任だけはつねに自覚していろ。あとは自分の好きなことをやれ、自分の人生は自分で決めろ。
人間、死んだらいくらでも休めるんだ。今勉強しなくてどうする。
いかがでしたでしょうか?
本来、転職は「未来への希望」なので、ワクワクするもののはずです。
これら名言があなたの転職活動に力を与えることを願っています。
書籍紹介
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