「会社に不満がある」「転職したい」「新しいことにチャレンジしたい」
現状に不満を抱えて、求人を探している求職者をこの記事の読者としておすすめしています。
あなたの転職活動の背中を押すために、岩崎夏海氏(作家)の名言を揃えました。
岩崎夏海氏のプロフィール
岩崎 夏海(いわさき なつみ、1968年7月22日 – )さんは、日本の男性放送作家、小説家。
東京芸術大学美術学部建築科卒業。
秋元康氏に師事し、放送作家を経て、2009年の著書「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」がベストセラーとなりました。
岩崎夏海氏の名言集
気遣いが人を引き寄せる。
自分というものを捨ててしまうのがいいんです。
個性なんて言葉は、僕は大嫌いです。
個性なんて言葉は、僕は大嫌いです。
自分を捨てれば、すべての仕事が自分に合った仕事になります。
向いた仕事を考えるよりも、奉仕し、捧げる心を持つことです。それが、すべての基本であることに、気づけるようになります。なぜなら、人間は、自分を捨てることからしか何かを始めることはできないからです。
大学卒業後、作詞家の秋元康さんに師事。映画監督になりたかったけれど、私は大衆性が欠落していて、人と遊んだりコミュニケーションを取ったりするのが苦手。エンターテインメントの達人のような秋元さんに弟子入りすれば、自分に足りないものが得られるのではないかと思ったのです。
希望を聞き入れ、秋元さんは映像制作チームへ、ADとして配属してくれた。ですが体育会系の職場になじめず、1年で辞めてしまいました。
映画監督を諦め、放送作家チームへ入れてもらうことに。歩合制だったのですが、いくつかのバラエティー番組に携わり、28歳には何とか食べていけるぐらいの収入を得られるようになりました。ところが予期せぬ出来事が起こります。妻が子供を連れて出ていってしまったのです。
放送作家に限界を感じて辞めたいと感じつつも、家族のために頑張ろうとしていたんです。あまりにショックで自暴自棄になり、死のうかと思いましたが、だったら死ぬ気で自分の好きなことをやろうと考え直しました。
才能は認められず、いくつか新人賞に応募するのですが全然ダメ。気付いたら32歳で年収が95万円。再び生きる気力を失いました。
秋元康さんはいい意味でモンスターだった。働き詰めで忙しいのに他人への気遣いも忘れない。その姿に圧倒された。
人間の価値はクリエーティビティでは決まらない。生きていく上で大切なのは、サービス精神や気遣いなのだと学びました。
自己主張をやめ、相手の話を聞き、余計な否定や反論も控える。
諦めた先にチャンスあり。
IT企業へ転職し、ITの勉強と文章のリハビリを兼ねてブログを始めた。書くネタが尽きたので、かつて秋元さんに提出し没になった企画を書き始めたところ、出版社の編集者から「本にしませんか」と連絡が入った。それが後にベストセラーとなった「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(通称「もしドラ」)だった。
新人賞に何度応募しても落選し続けていたので、自分が素晴らしいと思っても、私の小説は出版社に受け入れられないと諦めていました。でも、そうやっていったん夢を手放したことで、チャンスは巡ってきたのだと思う。これで人生が変わるという確信も得ました。
『もしドラ』以上の作品がなかなか出せず、このまま『もしドラ』のご威光にあぐらをかいた仕事を続けていたら、きっと窮地に立つ。それは避けたい。
仕事は人の役に立っているという実感を得るためのものであり、この実感こそが自身の存在価値につながる。
得意なもので人に役立つことを仕事にした方がいい。
いかがでしたでしょうか?
本来、転職活動は「未来への希望」なので、ワクワクするもののはずです。
これら名言があなたの中途採用に力を与えることを願っています。
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