「会社に不満がある」「転職したい」「新しいことにチャレンジしたい」けど、行動できない。
そのような不安や悩みを抱えるサラリーマンをこの記事の読者としています。
あなたの転職活動の背中を押すために、スティーブジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正さんの名言を揃えました。
私も会社を辞める前に、この名言で勇気をもらいました。
佐々木正さんのプロフィール
佐々木 正(ささき ただし、1915年(大正4年)5月12日 – 2018年(平成30年)1月31日)は、日本の電子工学の技術者。
シャープ元副社長。工学博士。「ロケット・ササキ」の異名を持っています。
1979年シャープに自動翻訳機を売り込んできた孫正義さんに資金1億円を与えました。孫さんは、米国でソフトウェア開発会社の「Unison World」を設立。のちにソフトバンクとなります。
1980年代中盤、事業に立ち悩んでいたスティーブ・ジョブス氏に相談を持ちかけられ、ネットワーク基盤の携帯型IT機器の時代が来るとの進言をし、後のiPhoneの開発につながったといいます。
1985年、御巣鷹の尾根に墜落したJAL123便に搭乗予定だったが、キャンセルしたため、搭乗しなかったようです。
佐々木正さんの名言集
多様性のある場があれば、そこで異質の才能がぶつかり合う「共創」によるイノベーションを起こすことができる。
「あんたも、もっといいかげんにやったらどうだ」とよく忠告を受けることがありますが、もし未来を見なくなったら、何も進歩がなくなってしまうと思っています。
それでなくても体力は徐々に落ちていきます。
せめて気持ちだけでも前に進むことをしないと駄目になるような気がするのです。
今後は、数が少なくても値打ちのあるものをつくる時代です。
いつまでも量産主義では、市場に受け入れられない製品しか生まれない。
材料を中心に発想すれば、もっといい仕事ができるはずです。
孔子は73歳で死んでいますから、『論語』には「七十にして矩(のり)をこえず」の次はありません。
97歳(当時)の私が言うならば、「八十にして恩を知る」でしょうか。
人間は自分一人でなく、いろんな人のおかげで生きとるんです。
そして、「九十にして今度は恩に報いる」。
そうすれば百で人生を終えるとき、幸福でいられるはずです。
過度のIT礼賛による弊害が出ています。
いつの間にか、ITが金もうけの手段になり、お金が人生の目的になっているのです。
本来ITは、人間が心豊かになる社会をつくるための道具に過ぎないのに。
アルカリとアルカリを混ぜてもアルカリのまま。
性質の異なるものを混ぜると初めて沈殿物ができ、これが次の産物になる。
各々価値観の違うものが、お互いを信頼して取り組むことが大切です。
今年85歳になりましたが、勉強の毎日です。
そして未来を見ながら歩くという人生観を貫いています。
いかがでしたでしょうか?
本来、転職は「未来への希望」なので、ワクワクするもののはずです。
これら名言があなたの転職活動に力を与えることを願っています。
書籍紹介
名言だけでなく、佐々木正さんの思想や考え方などを知りたい方は下記書籍をご参考ください。
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