「会社に不満がある」「転職したい」「新しいことにチャレンジしたい」けど、行動できない。
そのような不安や悩みを抱えるサラリーマンをこの記事の読者としています。
あなたの転職活動の背中を押すために、 経営者で経営学者 ・佐山展生さんの名言を揃えました。
私も会社を辞めて新たなチャレンジをする時に、この名言で勇気をもらいました。
佐山展生さんのプロフィール
佐山 展生(さやま のぶお)さんは、経営者、経営学者。専門はM&A、バイアウト、事業再生、企業倒産等。
京都大学工学部卒業後、エンジニア・研究者として帝人に入社。
1987年に三井銀行に転職し、M&A業務に従事。
ニューヨーク駐在時にニューヨーク大学ビジネススクールでMBAを取得。
1999年、東京工業大学で博士号(学術)を取得。
1998年に日本初の大型独立投資ファンドであるユニゾン・キャピタルを共同創設。
2004年にM&AアドバイザリーのGCA、2007年にインテグラルを創設。
佐山展生さんの名言集
富士山に登るのはなかなか大変です。天気がいいからぶらぶらしていたら、富士山の山頂に来ていた、ということはありません。富士山に登った人たちは全員、「富士山に登るぞ!」と決めて家を出て来た人だけです。
要は、あるレベル以上に難しいことは、「やる!」と決めないとできないのです。実際に富士山に登ってみましたが、まったくその通りでした。
本来、存在価値とは会社の中に実際いることが存在価値なのではなく、その会社に所属し、貢献した価値です。存在する時間ではなく、仕事の結果を会社に売っているのです。
部長や社長になったから素晴らしいのでなく、部長や社長になってからどれだけ結果を残すかが勝負です。
「会社というものは理不尽なもので、それをわかった上で就職しないとショックを受けますよ」と学生によく言っています。学校の時のように、一つの正解があって、テストの点数で客観的な絶対評価をしているわけではないですから。
最初から「そもそも会社は理不尽なものだ」と思っていたら、腹は立たない。会社の理不尽なことは横に置いておいて、自分が面白いと思うことに全力を入れて勉強すれば、その人の力になります。
自分の人生は主演が自分ですが、実は「いかに生きるか」というシナリオも自分で決められるのです。毎日の生活に愚痴を言っても何も変わりません。面白くないのならば、面白くなるシナリオを書いて、自分で毎日の生活を変えていかないといけません。「人生は自作自演のドラマ」なんです。
現在の会社での打開策が見いだせない時は、転職も有効な選択肢でしょう。私が最初の会社を辞めた時代と違い、今は社会が転職に理解があり、情報も豊富です。はたらいて笑える環境を求めて、自由に行動を起こすことができるのですから、非常に恵まれた時代と言えます。
1つ注意したいのは、報酬に重きを置いて転職活動をしてはいけないということ。お金は後からでも取り返せますが、時間は後で取り戻すことができません。お金などよりも、その仕事を「面白そう」と思えるかどうかで転職を決断すべきです。
心から面白いと思える仕事は、誰しも一生懸命やるもの。面白くてとことん打ち込める仕事では、その人はその分野のトップになる可能性があります。そして実際にその分野のトップになれば、そこにはそれまで見たことのない新しい世界が広がっているはず。ぜひ、「面白そう」を追求してみてください。
いかがでしたでしょうか?
本来、転職は「未来への希望」なので、ワクワクするもののはずです。
これら名言があなたの転職活動に力を与えることを願っています。
書籍紹介
名言だけでなく、佐山展生さんの思想や考え方などを知りたい方は下記書籍をご参考ください。
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