皆さんは、アメリカ合衆国の俳優、映画プロデューサー、ラッパー、ウィル・スミス(Will Smith)さんをご存じでしょうか？
今回はこの男性のプロフィールと、Instagram画像を紹介します。
プロフィール
ウィラード・キャロル・スミス・ジュニア（Willard Carroll Smith Jr., 1968年9月25日 – ）さんは、アメリカ合衆国の俳優、映画プロデューサー、ラッパー。ラッパーとしては「ザ・フレッシュ・プリンス（The Fresh Prince）」を名乗っていました。ジャンルを問わず出演作がメガヒットを放つ、アメリカを代表する「ドル箱俳優」のひとりです。身長188cm。
生い立ち
1968年9月25日にペンシルベニア州フィラデルフィアにて、4人兄弟の長男として生まれます。12歳の頃からパーティーでラップを披露し、才能を発揮。
その後、友人とヒップホップ・グループ、DJ・ジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンスを結成。MIT（マサチューセッツ工科大学）の入学資格を得るもレコードデビューを選んだと噂されていますが、スミスがMITに応募した事実はないとのことです。
略歴
ラッパー活動
1987年にアルバム『Rock The House』でデビュー。翌年には、シングル「Parents Just Don’t Understand」が大ヒット。グラミー賞最優秀パフォーマンス賞を受賞。
1997年、自身が主演も務める映画『メン・イン・ブラック』の主題歌である「Men in Black」（英語版）を制作することで、DJジャジー・ジェフ&ザ・フレッシュ・プリンスを再結成しキャリアに復帰。サウンド・トラックは全米1位を記録し、300万枚のセールスを上げました。日本国内で深夜に放送されていた音楽番組『BEAT UK』（フジテレビ）でもUKシングルチャートでNo.1を獲得。また11月にはソロ・アルバムをリリースし、大ヒット。
1998年と1999年に2年連続のグラミー賞を受賞。また、映画主題歌「ワイルド・ワイルド・ウエスト」をチャートのトップに送り込みました。その後、同曲も収録された、2ndソロ・アルバム『willenium』をリリース。2002年にはアルバム『Born To Reign』を、2005年アルバム『Lost And Found』をリリースしいずれもヒットしました。
俳優活動
1990年にテレビ界にも進出、シットコム『ベルエアのフレッシュ・プリンス』で人気を博します。このシリーズは6年間続きました。その後もスミスの勢いは止まらず、1992年に『ハートブレイク・タウン』で映画にもデビュー。その後1995年公開の『バッドボーイズ』や1996年公開の主演作『インデペンデンス・デイ』が大ヒットしました。
2001年に公開されたアメリカ映画『ALI アリ』では、伝説のプロボクサーであるモハメド・アリ役を演じ、その演技力が高い評価を受け、同作で第74回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。この作品以降、高い演技力を持つ性格俳優としてシリアスな作品に出演することが多くなりました。
その後、2006年に公開されたアメリカ映画『幸せのちから』で息子のジェイデンと親子競演を果たし、その演技が高い評価を受けて、同作で自身2度目となる第79回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされました。
収入・ドル箱スター
2001年5月、『メン・イン・ブラック2』に2,000万ドルの出演料と映画の総売り上げの何％かが支払われるという出演契約をしました。
2008年7月、経済誌『フォーブス』が「ハリウッドで最も稼いでいる男優」のランキングを発表し、1年間に稼いだ出演料が推定8000万ドル（日本円で約86億円）で1位にランクインしました。2009年6月の「最も稼いだ男優」のランキングでは、4,500万ドル（日本円で約44億円）を稼いで3位にランクインし、2011年8月の「最も稼いだハリウッド俳優」のランキングでは、推定3,600万ドル（日本円で約28億8,000万円）を稼いで4位にランクインしました。
アメリカの出版社の調べによると、2008年の「最も稼いだ俳優番付」の1位になり、自身の主演作が『メン・イン・ブラック2』から『ハンコック』まで8作連続で全米初登場1位・興行収入1億ドル超えを記録しました（『7つの贈り物』は初登場2位でしたが、興行収入は依然として1億ドル以上をキープしています）。
投資家
2018年、サッカー日本代表の本田圭佑さんらと共同で「ドリーマーズ・ファンド」を設立。このファンドには野村證券などの企業も出資しています。
アカデミー賞授賞式での暴挙
2022年3月27日、第94回アカデミー賞の授賞式で、長編ドキュメンタリー賞のプレゼンターを務めたクリス・ロックが脱毛症に悩まされている妻のジェイダ・ピンケット・スミスをネタにしたジョークに腹を立て、クリスを平手打ちし、その後放送禁止用語を連発しました。米国ではテレビ中継が一時期止まる騒ぎとなりました。
私生活
1992年に結婚したシェリー・スミスとの間に息子のトレイがいますが、1995年に離婚。 1997年に女優のジェイダ・ピンケット＝スミスと再婚しますが、2021年には結婚後もお互いの自由恋愛は許し合うという「オープン・マリッジ」を尊重するという特殊なカップルであることを公言し知られます。 2006年に公開された映画『幸せのちから』で息子のジェイデンと、2007年に『アイ・アム・レジェンド』で娘のウィローと親子共演を果たしています。
複数回の来日経験があって、この際日本語版の吹替声優を務めている山寺宏一さんと2019年に二度の対面を果たしています。
トム・クルーズ、ケイティ・ホームズ夫妻と親しくしており、一部メディアからは宗教団体サイエントロジーに入信したと言われていましたが、「自分はバプテストの祖母に育てられたから」とこれを否定しています。
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